[サウンドノベル]吉里吉里2 2.26 安定版 / KAG3 3.26 安定版 を公開しました
- 2006/01/03
- 11:59
もっとも使われているサウンドノベル製作ツールの一つ。
吉里吉里 ダウンロードページ
http://kikyou.info/tvp/
■吉里吉里/KAG/TJS雑談質問スレ■その6
http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1116774771/
吉里吉里 ダウンロードページ
http://kikyou.info/tvp/
■吉里吉里/KAG/TJS雑談質問スレ■その6
http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1116774771/
吉里吉里 version 2.24 → 2.26
仕様変更
テンポラリディレクトリにファイルを展開する場合、ディレクトリをユニークな名前で作成し、その中にファイルを元の名前で展開するようにした
画像キャッシュの値を変更したときにコンソールに出る出る Setting graphic cache limit To のメッセージを出ないようにした
WaveSoundBufferがセカンダリバッファのフォーマットを取得する際に表示していたログを、異常時以外は表示しないようにした
onTransitionCompleted 内で同じオブジェクトに対して beginTransition ができなかったのを改善
キー・署名ツールやファイル破損チェックツールが使う暗号/ハッシュ方式を ECC/MD5 から RSA/SHA256 に変更
ログをファイルに書き出す際に書き出しが始まった時点での日付をログに書き込むように (日付をまたいだ場合は、実際にログがファイルに書き込まれ始めた時点よりも前のログを含む場合があるので注意)
-wssoft (DirectSound ソフトウェアミキシング) をデフォルトで有効になるように
マウスカール直下のレイヤの状態を1秒おきにテストするようにした。これにより、レイヤが消えてもそのツールチップヒントがマウスカーソルを動かすまで消えない、などの症状がなくなる
WaveSoundBufferのL2バッファ長を4000msから1000msに短縮
VideoOverlayクラスでの動画再生のループ時のタイミングの改良 (setSegmentLoopセグメントループの終端を示すgoFrameで示されたフレームは 再生されなくなりました。直前のフレームまでが再生されます )
iTJSDispatch2 のメソッドの呼び出し規約を stdcall から cdecl に変更。これにより従来のプラグインは、最新のtp_stub.cpp/tp_stub.hを用いて再コンパイルしないと接続できなくなった (ソースレベルでの互換性は保たれています)
従来の -wsglobal オプションを廃止、-wsmute プロパティ (DirectSound ミュート) と -wsmutevol (DirectSound ミュート音量) 追加。アプリケーション非アクティブ時や最小化時にサウンド再生をミュートできるようにした
「メッセージマップファイルを起動時に読み込むかどうか」と「強制的にアーカイブファイルのみからの実行を行うか」を通常のコマンドラインオプションではなく「リリースオプション」として吉里吉里設定などから設定できるように
(TJS2) 従来の単項 "*" 演算子の動作を単項 '&' 演算子に割り当てた。'*' 演算子は ローカル変数などにあるプロパティオブジェクトを、オブジェクトに登録しなくともプロパティとして動作させるようにできる演算子とした。従来の互換性用に -unaryaster オプション追加
機能追加
Loop Tuner 2 (Loop Tuner バージョン 2) 同梱 (krkrlt.exe)
新 sli ファイル (ループチューナの生成するファイル) への WaveSoundBufferが対応 (flagsプロパティ、onLabelイベントの追加、loopingプロパティの仕様変更)
win32oleプラグイン(ActiveXコントロールやOLEオートメーションを吉里吉里で使用できるようにするプラグイン)とwshプラグイン(TJS2以外の言語としてJScriptやVBScript、PerlScriptなどを吉里吉里で使用できるようにするプラグイン)を添付
Vorbis デコーダを Replay Gain に対応。吉里吉里に接続した場合は標準で Track Gain を見に行くようになった(コマンドラインオプションから変更可能)
System.onActivate と System.onDeactivate イベントを追加 (アプリケーションがアクティブになったとき / 非アクティブになったとき)
Window.onActivate と Window.onDeactivate イベントを追加 (ウィンドウがアクティブになったとき / 非アクティブになったとき)
KenjoさんからいただいたPhotoshop互換ブレンド関数群を使用可能に
画像フォーマットコンバータで、PSD中に覆い焼きカラーなどのレイヤを含む画像の場合は、タグ情報にそのレイヤブレンドモードを書き出すようにした
グローバル変数 imageTagLayerType に、Layer.loadImages が返すタグ情報の'mode' メンバから吉里吉里のレイヤタイプ ( ltXXXXXX 定数 ) に変換するための辞書配列を入れた
ファイル破損チェックツールで結果をクリップボードにコピーする際、対象ディレクトリの全ファイルのリストもコピーするように
Shift+F12(デフォルト) でコンソールに表示されるレイヤ構造のダンプの各行の最後にレイヤタイプを表示するように
Layer.loadImages の第2引数に clAlphaMat + 0xRRGGBB 形式の数値を指定すると、その色の上に画像が重ね合わせられた画像を得る事ができるように
Compact Event (最小化やアイドル時に内部的に発生するイベント) 時の例外を捕捉し、メッセージ表示するようにした
VideoOverlayクラスにselectAudioStream、playRate, segmentLoopStartFrame, segmentLoopEndFrame, periodEventFrame, audioBalance, audioVolume, numberOfAudioStream, enabledAudioStream の各メソッドを追加
PNG画像を読み込んだ場合は、oFFsチャンクに対応するoffs_x, offs_y,offs_unit のタグ情報を Layer.loadImages が返すように
アフィン変換などのstFastLinearなどでstRefNoClipをビット論理和で指定すると転送元ビットマップ範囲外ピクセルの参照を許可するように
WaveSoundBuffer.frequency を書き込み可能に(書き込んだ場合はその周波数で再生されます)
(画像フォーマットコンバータ) PNG画像からPNGやTLGに変換する場合、oFFsチャンク を保存/変換するように (画像フォーマットコンバータでPNGから変換したTLG画像は上記のoffs_xなどのタグ情報を持つようになります)
Window.setZoom メソッド、Window.zoomNumer プロパティ、Window.zoomDenomプロパティ追加。レイヤの拡大表示に用いることができる
VideoOverlay.onPeriod イベントのイベントの種類にperSegLoop (セグメントループで始点に戻った) 追加
Layer.beginTransition の options 辞書配列に selfupdate : true を指定すると、吉里吉里側での画面更新処理を行わないようにした (従来や、selfupdate : false の場合は、吉里吉里が continuous event を使用して画面を更新する)
Window.onPopupHideイベント、Window.focusableプロパティ、Window.trapKeysプロパティ追加 (ポップアップメニューなど、常に手前に表示されるがフォーカスを得ないウィンドウに用いる)
Window.onResizeイベント追加 (ウィンドウサイズが変更された)
プラグインから、ネイティブ実装されたクラスを提供し、吉里吉里側で使用できるように整備した。サンプルとして kirikiri2/src/plugins/win32/nativeclasstest を追加
WaveSoundBuffer.globalVolume プロパティ追加 (大域ボリューム)
WaveSoundBuffer.globalFocusMode プロパティ追加 (フォーカスモード)
(Releaser)「出力」タブに入力ディレクトリを表示するように
(Releaser) コマンドラインで指定されたディレクトリが相対パスだった場合は絶対パスになおしてから処理をするように
(TJS2) 配列の添え字に負の数を指定すると、配列の最後からの指定となるようにした ( ar[-1] は ar[ar.count - 1] と同じ意味になる )
(TJS2) if(a=b) のような記述 ( a == b を書き間違った可能性が高い ) をした場合、警告を出力するようにした
(TJS2) Math クラスに足りなかった atan2, LOG2E, LOG10E を追加
パフォーマンス向上
アーカイブ内のファイルにアクセスするためのファイルハンドルをプーリングして再利用し、ファイルをオープンするオーバーヘッドを減らした
WaveSoundBufferのデコード用スレッドの生成/消滅を繰り返さないようにした
画像キャッシュの自動設定値を微調整(多くの環境ではすこし減らした)
自動検索パスに大量のエントリがある場合、これのキャッシュの再構成に膨大な時間がかかることがあったのを改善
zlibを1.22に(さらにアセンブラで記述された展開ルーチンを使用するように)
アフィン変換の精度を改善
Timer の実装を軽量化 (また、これにより nView Desktop Manager での不具合も解消される事を望む)
フルスクリーン時にモーダルなウィンドウのZ orderを定期的に設定しなおしていたのを取りやめた
本体サイズの低減
(TJS2) 文字列・オクテット列比較の高速化
バグ修正
WindowsXP SP2 の環境で、「データ実行防止」 (DEP) が有効になっていると、アフィン変換系の描画メソッドでEAccessViolationが発生していたのを修正
レンダリング済みフォントを適用直後にフォントが更新されない不具合を修正
プルダウンメニュー表示中 はマウスカーソルを強制的に表示するようにした
中ボタンおよび右ボタンでマウスイベントキャプチャが行われなかったバグと、キャプチャ状態でウィンドウからマウスカーソルが出ると、一瞬 OnMouseLeave と OnMouseEnter イベントが発生するバグを修正
ltDarken, ltMultiplicative, ltLighten, ltSubtractive, ltAdditive, ltDogde をレイヤタイプに指定した場合、重ね合わせ先のα値を破壊してしまうバグを修正
Tab, Shift + Tab, Alt + Enter で onKeyUp がこれらのキーに対して2回以上呼び出されることがあったのを修正
フルスクリーン切り替えやstayOnTop変更などでウィンドウが再作成される際にマウスキャプチャを解放するように
Layer.affineCopyでclear=trueのときかつ、描画先が画面外などで画面に何も描画されないときに EAccessViolation 例外が発生していたのを修正
いままでグレースケール読み込みとパレットインデックス読み込みを区別していなかったため、マスク画像にグレースケールではない画像を指定すると透過がうまく行かなかったりしていたが、これを、内部的に区別するようにして改善した
フルスクリーンモードでメインウィンドウが閉じられても吉里吉里が終了しない場合があるのを修正
1,4,8bppのBMPを領域画像として読み込むとパレットインデックスが破壊されるバグを修正
Layer.onKeyDown, Layer.onKeyUp, Layer.onKeyPress の process 引数について、ドキュメントに記述が漏れていたので記載
上記の process引数が渡されなかった場合、異常な動作をする場合があったのを修正
フォルダ・アーカイブの選択画面で、右下のグリップの位置が、環境によってずれることがあったのを修正
Flash表示中にフルスクリーン切り替えを行うとEAccessViolation例外が発生していたのを修正
可視な子がないレイヤがトランジション元だと、imageLeftやimageTopが無視されてしまっていたのを修正
withchildren=falseのトランジション終了時に、入れ替わるはずの2枚のレイヤのインデックスが狂う場合があったのを修正
Layer.drawText で空文字列を表示しようとすると中ポチ("・")が表示されていたのを修正(2.23 beta 11 で混入)
ファイル破損チェックツールが、チェック対象ファイルが書き込み排他ロックで他のプロセスに開かれていた場合に正常なチェックが出来なかったのを修正
(TJS2) Dictionary オブジェクトに本来はいるはずのないDictionaryクラスのメソッドが入ってしまう事があったのを修正
(TJS2) globalオブジェクトがデバッグモードによる型情報トラッキングでunknown type になっていたのを修正
(TJS2) superキーワードに関わる文法エラーを処理中に、特定の条件でEAccessViolation例外が発生していたのを修正
(TJS2) 配列アクセスなどで、添え字に対応する要素が存在しなかった場合にエラーに表示される添え字が 0 固定になっていたりしたのを修正
(TJS2) オブジェクトのRelease時に例外が発生すると、それがTJSのスタック上に残ったままになり、再度Releaseしようとして、解放済みのオブジェクトをまた解放しようとすることがあったのを修正
(TJS2) 辞書配列を無効化したあと、辞書配列のメソッドを使用しようとするとEAccessViolation 例外が発生していたのを修正
(TJS2) UNICODE→MBCS変換を行う際、文字列の一部に変換できない部分があってもエラーにしないようにした (該当文字は '?' で表現されるようになる)
(TJS2) プリプロセッサ用識別子に数字を使用できなかったのを修正
KAG version 3.24 → 3.26
仕様変更
自動読み進みかどうかをシステム変数に保存しないようにした
ムービーの途中でもセーブできるように(SWF再生時除く)
機能追加
Conductor クラスのメンバ pending を配列にし、名前を pendings に変更。Conductor.enqueueTag() を追加
KAGWindow.restoreFlags() で、internalRestoreFlags() の呼び出しをコンダクタ設定より後にした (KAGPlugin の onRestore() からコンダクタをいじれるようにするため)
KAGParser クラスのリファレンスを作成 (吉里吉里本体のクラスリファレンスにあります)
resumevideo タグ追加
videoタグにplayRate, audioVolume, audioBalance, audiostreamnum属性を追加
Config.tjs に numVideos 追加、複数ムービーの同時再生を可能に (各ビデオ関連のタグにも slot という属性が追加されています)
closeタグにask属性追加
kag3/kag3plugin/windowzoom 追加。「画面」メニューからレイヤの表示倍率を変更できるようにするプラグイン
パフォーマンス向上
スペースキーやEnterキーを長押ししたときに、キューにキーが溜まって、キーを離しても読み進みが止まらないことがあったのを改善
KAGのシナリオファイルをメモリ上に8個までキャッシュするようにした
バグ修正
スプライン曲線の計算式が間違っていたため修正
内部的に MessageLayer.face を フォント名としてつかっているが、Layer.face バッティングするので fontFace に改名
mappfont でフォントを割り当てる際に、現在のフォント設定がレイヤのfontオブジェクトに設定されていないために正しくフォントが割り当てられなかったのを修正
ltAddAlpha 形式のメッセージレイヤの場合、色の付いた(黒以外の) メッセージレイヤの半透明透過がおかしかったのを修正
image/pimage タグの mode 属性で、 "psadd" など吉里吉里 2.25 beta 8 で新たに使用可能になったレイヤタイプを受けつけるように
縦書きモードで行サイズを変更すると「負の不透明度はこの face では指定できません」という例外が発生していたのを修正
[wp]と右クリックメニューでデッドロックしてしまう不具合を修正。About.ks でエラーがでる不具合を修正
@iscript ~ @endscript 内でシナリオファイルの遷移を行った場合にEAccessViolation 例外が発生する可能外があったのを修正
[close]タグで「オブジェクトは既に無効化されています」エラーが発生していたのを修正
グラフィカルボタンとリンクを同時に表示した場合にTAB・カーソル移動順がおかしくなっていたのを修正(2.23rev3での変更を再適用)
ゲームパッドのキーマッピング周りの改良。パッドのボタンで読み進められない不具合を修正
@call がファイルの最終行だった場合(@callの次の行が無い場合) @call の呼び出し時にEAccessViolationが発生していたのを修正
ノーウェイト・ページ末まで一気に表示などの状況で状態でAキーを連打するとエラーが発生して停止することがあったのを修正
kag.shutdown がevalタグから呼ばれたとき、「オブジェクトは既に無効です」でエラーとなっていたのを回避
仕様変更
テンポラリディレクトリにファイルを展開する場合、ディレクトリをユニークな名前で作成し、その中にファイルを元の名前で展開するようにした
画像キャッシュの値を変更したときにコンソールに出る出る Setting graphic cache limit To のメッセージを出ないようにした
WaveSoundBufferがセカンダリバッファのフォーマットを取得する際に表示していたログを、異常時以外は表示しないようにした
onTransitionCompleted 内で同じオブジェクトに対して beginTransition ができなかったのを改善
キー・署名ツールやファイル破損チェックツールが使う暗号/ハッシュ方式を ECC/MD5 から RSA/SHA256 に変更
ログをファイルに書き出す際に書き出しが始まった時点での日付をログに書き込むように (日付をまたいだ場合は、実際にログがファイルに書き込まれ始めた時点よりも前のログを含む場合があるので注意)
-wssoft (DirectSound ソフトウェアミキシング) をデフォルトで有効になるように
マウスカール直下のレイヤの状態を1秒おきにテストするようにした。これにより、レイヤが消えてもそのツールチップヒントがマウスカーソルを動かすまで消えない、などの症状がなくなる
WaveSoundBufferのL2バッファ長を4000msから1000msに短縮
VideoOverlayクラスでの動画再生のループ時のタイミングの改良 (setSegmentLoopセグメントループの終端を示すgoFrameで示されたフレームは 再生されなくなりました。直前のフレームまでが再生されます )
iTJSDispatch2 のメソッドの呼び出し規約を stdcall から cdecl に変更。これにより従来のプラグインは、最新のtp_stub.cpp/tp_stub.hを用いて再コンパイルしないと接続できなくなった (ソースレベルでの互換性は保たれています)
従来の -wsglobal オプションを廃止、-wsmute プロパティ (DirectSound ミュート) と -wsmutevol (DirectSound ミュート音量) 追加。アプリケーション非アクティブ時や最小化時にサウンド再生をミュートできるようにした
「メッセージマップファイルを起動時に読み込むかどうか」と「強制的にアーカイブファイルのみからの実行を行うか」を通常のコマンドラインオプションではなく「リリースオプション」として吉里吉里設定などから設定できるように
(TJS2) 従来の単項 "*" 演算子の動作を単項 '&' 演算子に割り当てた。'*' 演算子は ローカル変数などにあるプロパティオブジェクトを、オブジェクトに登録しなくともプロパティとして動作させるようにできる演算子とした。従来の互換性用に -unaryaster オプション追加
機能追加
Loop Tuner 2 (Loop Tuner バージョン 2) 同梱 (krkrlt.exe)
新 sli ファイル (ループチューナの生成するファイル) への WaveSoundBufferが対応 (flagsプロパティ、onLabelイベントの追加、loopingプロパティの仕様変更)
win32oleプラグイン(ActiveXコントロールやOLEオートメーションを吉里吉里で使用できるようにするプラグイン)とwshプラグイン(TJS2以外の言語としてJScriptやVBScript、PerlScriptなどを吉里吉里で使用できるようにするプラグイン)を添付
Vorbis デコーダを Replay Gain に対応。吉里吉里に接続した場合は標準で Track Gain を見に行くようになった(コマンドラインオプションから変更可能)
System.onActivate と System.onDeactivate イベントを追加 (アプリケーションがアクティブになったとき / 非アクティブになったとき)
Window.onActivate と Window.onDeactivate イベントを追加 (ウィンドウがアクティブになったとき / 非アクティブになったとき)
KenjoさんからいただいたPhotoshop互換ブレンド関数群を使用可能に
画像フォーマットコンバータで、PSD中に覆い焼きカラーなどのレイヤを含む画像の場合は、タグ情報にそのレイヤブレンドモードを書き出すようにした
グローバル変数 imageTagLayerType に、Layer.loadImages が返すタグ情報の'mode' メンバから吉里吉里のレイヤタイプ ( ltXXXXXX 定数 ) に変換するための辞書配列を入れた
ファイル破損チェックツールで結果をクリップボードにコピーする際、対象ディレクトリの全ファイルのリストもコピーするように
Shift+F12(デフォルト) でコンソールに表示されるレイヤ構造のダンプの各行の最後にレイヤタイプを表示するように
Layer.loadImages の第2引数に clAlphaMat + 0xRRGGBB 形式の数値を指定すると、その色の上に画像が重ね合わせられた画像を得る事ができるように
Compact Event (最小化やアイドル時に内部的に発生するイベント) 時の例外を捕捉し、メッセージ表示するようにした
VideoOverlayクラスにselectAudioStream、playRate, segmentLoopStartFrame, segmentLoopEndFrame, periodEventFrame, audioBalance, audioVolume, numberOfAudioStream, enabledAudioStream の各メソッドを追加
PNG画像を読み込んだ場合は、oFFsチャンクに対応するoffs_x, offs_y,offs_unit のタグ情報を Layer.loadImages が返すように
アフィン変換などのstFastLinearなどでstRefNoClipをビット論理和で指定すると転送元ビットマップ範囲外ピクセルの参照を許可するように
WaveSoundBuffer.frequency を書き込み可能に(書き込んだ場合はその周波数で再生されます)
(画像フォーマットコンバータ) PNG画像からPNGやTLGに変換する場合、oFFsチャンク を保存/変換するように (画像フォーマットコンバータでPNGから変換したTLG画像は上記のoffs_xなどのタグ情報を持つようになります)
Window.setZoom メソッド、Window.zoomNumer プロパティ、Window.zoomDenomプロパティ追加。レイヤの拡大表示に用いることができる
VideoOverlay.onPeriod イベントのイベントの種類にperSegLoop (セグメントループで始点に戻った) 追加
Layer.beginTransition の options 辞書配列に selfupdate : true を指定すると、吉里吉里側での画面更新処理を行わないようにした (従来や、selfupdate : false の場合は、吉里吉里が continuous event を使用して画面を更新する)
Window.onPopupHideイベント、Window.focusableプロパティ、Window.trapKeysプロパティ追加 (ポップアップメニューなど、常に手前に表示されるがフォーカスを得ないウィンドウに用いる)
Window.onResizeイベント追加 (ウィンドウサイズが変更された)
プラグインから、ネイティブ実装されたクラスを提供し、吉里吉里側で使用できるように整備した。サンプルとして kirikiri2/src/plugins/win32/nativeclasstest を追加
WaveSoundBuffer.globalVolume プロパティ追加 (大域ボリューム)
WaveSoundBuffer.globalFocusMode プロパティ追加 (フォーカスモード)
(Releaser)「出力」タブに入力ディレクトリを表示するように
(Releaser) コマンドラインで指定されたディレクトリが相対パスだった場合は絶対パスになおしてから処理をするように
(TJS2) 配列の添え字に負の数を指定すると、配列の最後からの指定となるようにした ( ar[-1] は ar[ar.count - 1] と同じ意味になる )
(TJS2) if(a=b) のような記述 ( a == b を書き間違った可能性が高い ) をした場合、警告を出力するようにした
(TJS2) Math クラスに足りなかった atan2, LOG2E, LOG10E を追加
パフォーマンス向上
アーカイブ内のファイルにアクセスするためのファイルハンドルをプーリングして再利用し、ファイルをオープンするオーバーヘッドを減らした
WaveSoundBufferのデコード用スレッドの生成/消滅を繰り返さないようにした
画像キャッシュの自動設定値を微調整(多くの環境ではすこし減らした)
自動検索パスに大量のエントリがある場合、これのキャッシュの再構成に膨大な時間がかかることがあったのを改善
zlibを1.22に(さらにアセンブラで記述された展開ルーチンを使用するように)
アフィン変換の精度を改善
Timer の実装を軽量化 (また、これにより nView Desktop Manager での不具合も解消される事を望む)
フルスクリーン時にモーダルなウィンドウのZ orderを定期的に設定しなおしていたのを取りやめた
本体サイズの低減
(TJS2) 文字列・オクテット列比較の高速化
バグ修正
WindowsXP SP2 の環境で、「データ実行防止」 (DEP) が有効になっていると、アフィン変換系の描画メソッドでEAccessViolationが発生していたのを修正
レンダリング済みフォントを適用直後にフォントが更新されない不具合を修正
プルダウンメニュー表示中 はマウスカーソルを強制的に表示するようにした
中ボタンおよび右ボタンでマウスイベントキャプチャが行われなかったバグと、キャプチャ状態でウィンドウからマウスカーソルが出ると、一瞬 OnMouseLeave と OnMouseEnter イベントが発生するバグを修正
ltDarken, ltMultiplicative, ltLighten, ltSubtractive, ltAdditive, ltDogde をレイヤタイプに指定した場合、重ね合わせ先のα値を破壊してしまうバグを修正
Tab, Shift + Tab, Alt + Enter で onKeyUp がこれらのキーに対して2回以上呼び出されることがあったのを修正
フルスクリーン切り替えやstayOnTop変更などでウィンドウが再作成される際にマウスキャプチャを解放するように
Layer.affineCopyでclear=trueのときかつ、描画先が画面外などで画面に何も描画されないときに EAccessViolation 例外が発生していたのを修正
いままでグレースケール読み込みとパレットインデックス読み込みを区別していなかったため、マスク画像にグレースケールではない画像を指定すると透過がうまく行かなかったりしていたが、これを、内部的に区別するようにして改善した
フルスクリーンモードでメインウィンドウが閉じられても吉里吉里が終了しない場合があるのを修正
1,4,8bppのBMPを領域画像として読み込むとパレットインデックスが破壊されるバグを修正
Layer.onKeyDown, Layer.onKeyUp, Layer.onKeyPress の process 引数について、ドキュメントに記述が漏れていたので記載
上記の process引数が渡されなかった場合、異常な動作をする場合があったのを修正
フォルダ・アーカイブの選択画面で、右下のグリップの位置が、環境によってずれることがあったのを修正
Flash表示中にフルスクリーン切り替えを行うとEAccessViolation例外が発生していたのを修正
可視な子がないレイヤがトランジション元だと、imageLeftやimageTopが無視されてしまっていたのを修正
withchildren=falseのトランジション終了時に、入れ替わるはずの2枚のレイヤのインデックスが狂う場合があったのを修正
Layer.drawText で空文字列を表示しようとすると中ポチ("・")が表示されていたのを修正(2.23 beta 11 で混入)
ファイル破損チェックツールが、チェック対象ファイルが書き込み排他ロックで他のプロセスに開かれていた場合に正常なチェックが出来なかったのを修正
(TJS2) Dictionary オブジェクトに本来はいるはずのないDictionaryクラスのメソッドが入ってしまう事があったのを修正
(TJS2) globalオブジェクトがデバッグモードによる型情報トラッキングでunknown type になっていたのを修正
(TJS2) superキーワードに関わる文法エラーを処理中に、特定の条件でEAccessViolation例外が発生していたのを修正
(TJS2) 配列アクセスなどで、添え字に対応する要素が存在しなかった場合にエラーに表示される添え字が 0 固定になっていたりしたのを修正
(TJS2) オブジェクトのRelease時に例外が発生すると、それがTJSのスタック上に残ったままになり、再度Releaseしようとして、解放済みのオブジェクトをまた解放しようとすることがあったのを修正
(TJS2) 辞書配列を無効化したあと、辞書配列のメソッドを使用しようとするとEAccessViolation 例外が発生していたのを修正
(TJS2) UNICODE→MBCS変換を行う際、文字列の一部に変換できない部分があってもエラーにしないようにした (該当文字は '?' で表現されるようになる)
(TJS2) プリプロセッサ用識別子に数字を使用できなかったのを修正
KAG version 3.24 → 3.26
仕様変更
自動読み進みかどうかをシステム変数に保存しないようにした
ムービーの途中でもセーブできるように(SWF再生時除く)
機能追加
Conductor クラスのメンバ pending を配列にし、名前を pendings に変更。Conductor.enqueueTag() を追加
KAGWindow.restoreFlags() で、internalRestoreFlags() の呼び出しをコンダクタ設定より後にした (KAGPlugin の onRestore() からコンダクタをいじれるようにするため)
KAGParser クラスのリファレンスを作成 (吉里吉里本体のクラスリファレンスにあります)
resumevideo タグ追加
videoタグにplayRate, audioVolume, audioBalance, audiostreamnum属性を追加
Config.tjs に numVideos 追加、複数ムービーの同時再生を可能に (各ビデオ関連のタグにも slot という属性が追加されています)
closeタグにask属性追加
kag3/kag3plugin/windowzoom 追加。「画面」メニューからレイヤの表示倍率を変更できるようにするプラグイン
パフォーマンス向上
スペースキーやEnterキーを長押ししたときに、キューにキーが溜まって、キーを離しても読み進みが止まらないことがあったのを改善
KAGのシナリオファイルをメモリ上に8個までキャッシュするようにした
バグ修正
スプライン曲線の計算式が間違っていたため修正
内部的に MessageLayer.face を フォント名としてつかっているが、Layer.face バッティングするので fontFace に改名
mappfont でフォントを割り当てる際に、現在のフォント設定がレイヤのfontオブジェクトに設定されていないために正しくフォントが割り当てられなかったのを修正
ltAddAlpha 形式のメッセージレイヤの場合、色の付いた(黒以外の) メッセージレイヤの半透明透過がおかしかったのを修正
image/pimage タグの mode 属性で、 "psadd" など吉里吉里 2.25 beta 8 で新たに使用可能になったレイヤタイプを受けつけるように
縦書きモードで行サイズを変更すると「負の不透明度はこの face では指定できません」という例外が発生していたのを修正
[wp]と右クリックメニューでデッドロックしてしまう不具合を修正。About.ks でエラーがでる不具合を修正
@iscript ~ @endscript 内でシナリオファイルの遷移を行った場合にEAccessViolation 例外が発生する可能外があったのを修正
[close]タグで「オブジェクトは既に無効化されています」エラーが発生していたのを修正
グラフィカルボタンとリンクを同時に表示した場合にTAB・カーソル移動順がおかしくなっていたのを修正(2.23rev3での変更を再適用)
ゲームパッドのキーマッピング周りの改良。パッドのボタンで読み進められない不具合を修正
@call がファイルの最終行だった場合(@callの次の行が無い場合) @call の呼び出し時にEAccessViolationが発生していたのを修正
ノーウェイト・ページ末まで一気に表示などの状況で状態でAキーを連打するとエラーが発生して停止することがあったのを修正
kag.shutdown がevalタグから呼ばれたとき、「オブジェクトは既に無効です」でエラーとなっていたのを回避
- テーマ:ゲーム製作 関連
- ジャンル:ゲーム
- カテゴリ:開発環境・ツール